大沢温泉 お風呂編

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6月18日から19日にかけて、1泊2日で岩手県の大沢温泉に行ってきた。
先週末の土日は勤務となり、温泉にも行けなかったが、その振替を取ることができたので、以前から是非行ってみようと思っていた大沢温泉を目指した。
場所は、東北自動車道の花巻南ICから県道12号線を西に向かい、志戸平温泉を過ぎて少し行ったところ。
インターチェンジからは車で20分程度の距離。
仙台からは、高速道路を使って、約2時間のところ。

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県道脇に立てられた案内表示のところから坂を下り、橋を渡ったところに大沢温泉菊水館はある。
駐車場に着いて荷物を降ろしていると、宿の従業員の方が出てきて、荷物を帳場まで運んでくれる。
安い宿泊料金にも関わらず、心遣いをしてくれることにちょっと感激。

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さらに、帳場から部屋まで、荷物を持ちながら、お風呂の場所や時間を丁寧に説明してくれる。

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泊まったのは、梅の間の10番の部屋。
窓から景色がよく見える。
部屋の座卓の上には、館内の案内が置かれている。
それによれば、大沢温泉には、菊水館のほかに、自炊部と山水閣があり、それぞれにお風呂がある。
菊水館に宿泊した場合に入れるお風呂は次の5つ。
1つ目は、菊水館にある南部の湯。
2つ目は、自炊部にある薬師の湯。
3つ目は、同じく自炊部にある露天風呂・大沢の湯。
4つ目は、山水閣にある豊沢の湯。
5つ目は、自炊部にある女性専用の露天風呂・かわべの湯。
一方、入ることができないのは、山水閣にある山水の湯と貸切家族風呂の2つ。

さっそく、今回入った4つのお風呂を紹介していこうと思う。
まずは、菊水館の南部の湯。

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南部の湯は、菊水館から自炊部へ通じる屋外の連絡路の出入口の近くにある。
自炊部と山水閣には、ここでスリッパからサンダルに履き替えて外に出て、曲がり橋を渡って行く。

お風呂は暖簾の奥に男女別の内湯がある。

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脱衣所は、そこそこの広さがあり、棚と籠のほかに、洗面台があり、ドライヤーが備えられている。
建物は古く、鄙びた感があるが、清掃が行き届いているので、室内はきれい。

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浴室に入ると、檜の美しい浴槽があり、一気に温泉気分が高まる。
5人サイズの長方形の浴槽には、無色透明のお湯が張られている。
泉質は、PH9.0のアルカリ性単純泉で、ほぼ無臭。
浴感は、少しヌルヌルしており、湯上り後はさっぱりする。
お湯は、浴槽の底から注がれており、とても新鮮。
茶色や白の湯の花が多数舞い、溢れたお湯は浴槽の縁から静かに流れ出している。

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ザブンとお湯に浸かれば、一斉に溢れ出す。
いつもながら、この瞬間がとても好き。
終始貸切状態で、のんびりお湯に浸かれば、ここ数日のハードな仕事の疲れも一気に吹き飛んでしまう。
最初は夜に入ったので分からなかったが、翌朝入ったときには、窓が開け放たれており、周りの景色を楽しむことができた。

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洗い場は3箇所あり、シャワー付きの混合栓が設置され、シャンプー類が備えられている。
南部の湯は、今回入ったお風呂の中では一番のお気に入りとなった。
浴槽の美しさ、板張りの浴室の雰囲気、外の眺め、どれもが満足できた。

続いて、自炊部にある薬師の湯。

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菊水館から自炊部には、一旦外に出て、曲がり橋を渡って行く。
曲がり橋の袂には、少年期の宮沢賢治が橋の上で撮った写真が掲示されている。
なお、橋の向こう側に見えるのが菊水館。

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薬師の湯は、自炊部への出入口から左側の廊下を進み、途中でまた左折して奥まで進み、階段を下りたところにある。
写真手前が女風呂、奥が女性専用露天風呂・かわべの湯の入口。

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休憩所を挟んだ廊下の奥に男湯がある。

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脱衣所は細長い造りになっている。

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薬師の湯には、浴槽が2つある。
左側が熱め、右側が温めのお風呂。
泉質は、南部の湯と同じだが、浴感はさらにヌルヌルしている。

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洗い場は2箇所。
ここでは、お湯の蛇口を捻ると、温泉が出てくるのが嬉しい。

次は、大沢温泉を代表する露天風呂・大沢の湯。

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場所は、菊水館から自炊部へ入る出入口から右側の廊下を奥まで進んだところにある。

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入口からさらに階段を下ると大沢の湯。

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脱衣所は横長に伸びている。
大沢の湯は、基本的には混浴。
午後8:00から9:00までの1時間だけが女性専用となる。
なお、女性用の脱衣所は、入口を入ってすぐ右側に部屋が用意されている。
ただ、このお風呂はさえぎる物が何もないので、女性が混浴するにはかなりハードルが高いように思う。

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L字型の浴槽は、20人以上が入れる広さ。
かけ流しになっていて、溢れたお湯が浴槽の縁から大量に外に流れ出している。

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川に面しており、景色が素晴らしい。
菊水館や水車や曲がり橋がよく見え、開放感はバツグン。
でも、そのことは、外からもよく見えるということを意味している。
特に、曲がり橋やその周辺からは、お風呂全体がはっきりと見える。
女性タイムを夜に設定しているのは、このためだと思われる。
なお、女性タイムに曲がり橋を渡ったときに、連れからは、露天風呂の方を見ないよう、きっつく釘をさされた。

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洗い場は、奥に2箇所、手前に1箇所ある。

最後は、山水閣にある豊沢の湯。

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山水閣には、自炊部を突っ切って行く。
豊沢の湯は、自炊部から入ってすぐのところにある。
菊水館と自炊部は鄙びた感じがあるが、山水閣は新しく立派な施設。
廊下が広いので、すれ違いに気を遣うこともない。

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脱衣所は広く、ゆったりとした造りになっている。

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浴室の窓が取り払われており、開放感がある。
石造りの浴槽は10人以上が入れる広さ。

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湯口からは、勢いよくお湯が注入されている。
泉質は、これまでのお風呂と同じだが、循環・ろ過のお湯。
浴感は、他のお風呂とあまり変わらない。

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開け放たれた開口部からの眺めが素晴らしい。
川のせせらぎ、鳥のさえずりなどを聞きながら、まったり・のんびり。
時間が過ぎるのを忘れてしまう。

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洗い場はきちんと整理整頓されており、気持ちよく使うことができる。

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お風呂の近くには、貴重品ボックスがあるので、日帰り入浴のときには便利。
なお、日帰り入浴を積極的に受け入れており、その場合は、自炊部の帳場が受付となる。

今回は1泊2日で、4箇所のお風呂に計9回入った。
当初の予定では、帰りに鉛温泉に寄ってくることにしていたが、十分満喫したので、次の機会にまわすことにした。
また、食事どき・深夜・早朝などを狙ってお風呂に入ったので、ほとんど貸切状態だった。
4つのお風呂にそれぞれ特徴があり、飽きることがなかった。
いつか、自炊部に長期間泊まって、湯治したいなと思った。

(次はお宿編)

大沢温泉 菊水館
場所 岩手県花巻市湯口字日蔭坂123
日帰り入浴 時間 7:00~20:30
        料金 大人600円 子供300円
        鉛温泉との共通券 800円
        受付 自炊部 岩手県花巻市湯口字大沢181


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コメント

No title

平日の大沢温泉は、空いていたことと思います。やはり泊まりだと心底のんびりとお風呂に浸かれますね。

Re: No title

kuroさんへ

山水閣の方は分かりませんが、菊水館と自炊部は、平日にも関わらず、ほぼ満室でした。
人気の宿なのですね。
でも、お風呂の方はいつも空いていたので、のんびりとお湯に浸かることができました。
入ったお風呂それぞれに風情があり、何度も入りたくなるお風呂でした。


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宮城・山形・岩手・福島などのお気に入りの温泉や食事処を紹介していきます!温泉好きの人たちの交流の場になればと思います。

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