鉛温泉 藤三旅館(お風呂編)

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10月13日から1泊で岩手県にある鉛温泉藤三(ふじさん)旅館に行ってきた。
場所は、花巻南温泉郷にあり、志戸平温泉、大沢温泉、山の神温泉からさらに奥に行ったところ。

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当日は台風19号が接近しつつあり、到着時には雲は多かったが雨風はなかった。
旅館部の玄関から中に入ってチェックイン。

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チェックイン時には、宿の方が4つあるお風呂について丁寧に説明をしてくれる。
その後、部屋まで荷物を持って案内してくれる。

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4つのお風呂についての詳しい説明が部屋にも準備されている。
それによれば、旅館部にあるお風呂は、「白糸の湯」と「銀(しろがね)の湯」の2つ。
湯治部には、「白猿の湯」と「桂の湯」がある。
桂の湯以外は、それぞれに、男性時間帯や女性時間帯、貸切時間帯などがある。

それでは、まずは白糸の湯から。

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場所は、旅館部の玄関から入って左手の廊下の奥。

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2つ暖簾が下がっているが、奥が白糸の湯、手前が銀の湯となっている。

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脱衣所は、広くてゆったりしている。
鍵付きの貴重品ボックスがあるので、日帰り入浴のときは便利。

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浴室には、10人以上が入れそうな大きめの浴槽がある。
中は湯気でかなり蒸している。
浴室に入ったときには、若者4人がいたが、すぐに出たので、その後は貸切状態に。
今回のプチ湯治は、3連休の最終日で、しかも台風接近という状況だったので、お客さんが少なく、4つのお風呂はどれもほとんど貸切状態。
最近は、休日勤務が多くて週末に温泉に出かけられないことが多いが、その分空いている日に温泉に行けるのは、かえってありがたいことだなと思う。

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湯口からは、かなりの勢いでお湯が浴槽に注入されている。
泉質は、アルカリ性単純温泉でPH8.5。源泉名は桂の湯となっている。
お湯は無色透明で、大きめの茶色の湯の花がチラチラ舞っている。
湯温は、適温。匂いは、普通の温泉臭。
溢れたお湯は、浴槽の縁から浴室の床に流れ出している。
気持ちの良いかけ流し。

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洗い場は4箇所程度あり、シャワー、シャンプー類が備えられている。
カラン、シャワーのお湯に温泉が使われており、微かな硫黄臭が感じられる。

次に向かったのは、白猿(しろざる)の湯。

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白猿の湯は、旅館部の廊下の奥の方にある連絡通路から湯治部に入るとすぐのところにある。

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白猿の湯の入口を開けると石の階段があり、ずっと下ったところに浴槽がある。
白猿の湯は、この旅館を代表するお風呂で、いろいろな雑誌やブログで取り上げられている有名なお風呂。
浴槽の深さが1m25cmあり、立った状態で入るお風呂で、お湯は足元から湧き出している。
有名なお風呂なので、ある程度の混雑を覚悟して入ったが、2回とも完全に貸切状態。
それぞれ20分近くお湯に浸かっていたが、だれも入ってくることはなかった。
「撮影禁止」の掲示は目に入っていたが、誘惑に負けてパチリ。
このお風呂は、混浴となっているが、開放的な造りで、バスタオルの使用も禁止されているようなので、女性にはかなりハードルが高いと思う。
なお、1日に3回、女性専用タイムが設けられている。
脱衣所は、左右に設けられた石段の下に2箇所。
棚と籠だけの簡素な造りで、衝立が置かれている。

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朝5時頃に入ったときには、一晩中かけ流されていたため、お湯は新鮮そのもの。
高い天井を眺めながら、うっとり、まったり。
何か神秘的なものさえ感じられる白猿の湯だった。

次は、桂の湯。

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桂の湯には、男女別の内湯とそれぞれに露天風呂がある。

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脱衣所は少し狭いが、窮屈な感じはない。
この旅館は、どこも清掃が行き届いており、清潔感がある。
脱衣所も大変きれいで快適。
貴重品ボックスも日帰り客にはありがたい。

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内湯には、石造りの6人サイズの浴槽がある。
お湯は、湯溜から静かに浴槽に注がれている。
泉質は、単純線で弱アルカリ性。
お湯は、桂の湯源泉と下の湯源泉の混合泉。
湯温は少し熱めだが、適温。

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洗い場は4箇所あり、シャワー・シャンプー類が備えられている。

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内湯のドアから外に出ると、内湯よりも少し小さな浴槽がある。
露天風呂だが、屋根がかかっているので、雨をしのぐことができる。
明け方に入ったときには、台風のために雨風がひどかったが、濡れることなくお湯に浸かることができた。
岩の湯口からは、チョロチョロと熱いお湯が注がれているが、浴槽内に設けられた湯口からもお湯が注がれている。
これは、露天風呂の湯温を一定に保つためと思われる。
ただ、湯温は低めで、長湯には向くが、外気が冷たいので、ちょっときつい。

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朝方お風呂で一緒になったお爺さんから、露天風呂のさらに下にもう一つ浴槽があることを教えられる。
さっそく行ってみると、石の階段の下に2人サイズの小さな露天風呂を見つける。
こちらのお湯は熱めで、とても気持ちが良い。
ただ、横なぐりの雨と風に耐えられずに、早々と撤退。
すぐ下にある川は増水しており、流れも急で、ちょっと怖い。

最後は、銀(しろがね)の湯。
銀の湯は、午後3時から9時までは貸切風呂だが、それ以外の時間は、男子専用、女子専用の時間帯が設けられえいるので、時間帯が合えば入ることができる。

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朝食の時間を最後の方にして、宿泊客が朝食を食べている時間に行ってみる。
貸切が基本のお風呂なので、脱衣所は広くない。

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浴室には、4人サイズの浴槽がある。
ここからの景色はとても良く、目の前に滝を見ることができる。

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湯口からは、かなりの勢いでお湯が注がれている。
お湯は、桂の湯源泉を使用。
湯温が高めで、心地よい。

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浴槽の縁から溢れ出したお湯が床一面に流れ出している。
浴槽が小さいので、ザブンとお湯に浸かれば一斉に溢れ出す。
気持ちの良いかけ流しに大満足。

1泊2日で、4つのお風呂に延7回入った。
ちょっとハードだったが、それぞれのお風呂の良さを感じることができた。
もう少し時間が取れるようになったら、湯治部に連泊してのんびり過ごしてみたいと思う。

鉛温泉 藤三旅館
場所 岩手県花巻市鉛字中平75-1
日帰り入浴 
 料金 大人700円 子供500円
 時間 7:00~21:00(受付20:00まで)
 4つのお風呂すべて入湯可
 ※ただし、男女専用、清掃時間等があるので
   宿のHP等で事前に要確認
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コメント

No title

浴槽が深くて立って入るお風呂!ネットで見た事がありましたが、
花巻にあったのですね!
ネタ作りに一度入ってみたいものですが、撮影禁止ではブロガー
泣かせですね・・・。
有名所を中心に撮影禁止のお風呂が増えて来ている様で、残念
です。

連休は温泉三昧楽しまれた様で、羨ましい限りです。

Re: No title

右肩さんへ

石猿の湯は、以前から一度は入ってみたいと思っていました。
浴室の造り、深い浴槽、底からの注湯、高い天井、どれもが魅力的で、浸かっていると不思議な感覚に襲われる神秘的なお風呂でした。

藤三旅館は、4つあるお風呂のそれぞれに魅力が感じられるので、いつか連泊して、のんびりと過ごしたいお宿でした。


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宮城・山形・岩手・福島などのお気に入りの温泉や食事処を紹介していきます!温泉好きの人たちの交流の場になればと思います。

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